飲食店のLINE活用で大切なのは、友だち数を増やすことだけではありません。来店中に生まれた接点を、次の来店へどうつなぐか。その流れが設計されて初めて、LINEは日々の売上を支える導線になります。
今回ご紹介するのは、QRオーダー後の接点が分散し、再来店につなげる流れが弱かった飲食店の事例です。dicoは、LINE公式アカウント、店頭QR、来店後メッセージ、リピート施策を個別に扱わず、来店から再来店までの一つの導線として整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 支援領域 | LINE公式アカウント・店舗導線 |
| ご相談前の課題 | QRオーダー後の接点が分散し、再来店への流れが弱い |
| 支援内容 | LINE導線、店頭QR、来店後メッセージ、リピート施策 |
| 公開できる成果 | 売上20%改善 |
来店時の接点が、その場限りで終わっていた
QRオーダーは注文を便利にできます。しかし、注文が完了しただけでは、お客様との接点が次の来店まで残るとは限りません。
今回の店舗では、QRオーダー後の接点が複数に分かれ、どの入口からLINEへ案内し、その後どのように関係を続けるかが整理されていませんでした。施策が一つひとつ存在していても、前後がつながっていなければ、お客様には次の行動が見えにくくなります。
そこで課題を「LINEの機能不足」ではなく、来店体験の中に再来店への入口が組み込まれていないことと捉え直しました。
友だち追加ではなく、再来店までをゴールに置く
LINE施策では、友だち追加が目立つ指標になりがちです。ただ、店舗にとって本当に必要なのは、追加された人数そのものではなく、接点が次の来店につながることです。
この事例では、来店中の案内、店頭QR、LINE公式アカウント、来店後のメッセージを一続きの流れとして整理しました。「どこにQRを置くか」だけでなく、利用するお客様にとって不自然ではない入口になっているか、追加後に何が届くのかが分かるか、継続して接点を持てるかまでを設計対象にしています。
個別の機能を増やすよりも、入口とその後をつなぐこと。その優先順位が、施策を店舗運営に生かす土台になりました。
店頭QR・来店後メッセージ・リピート施策を一体で整理
実施したのは、LINE公式アカウントの導線設計、店頭QR、来店後メッセージ、リピート施策の整理です。
- 店内の体験を邪魔せずLINEへ進める入口
- お客様が追加する理由を理解できる案内
- 来店後にも店舗を思い出してもらう接点
- 一度の配信で終わらせず、再来店へつなぐ運用
大切なのは、QRやメッセージを単体で納品して終わらせないことです。店舗で実際に使い続けられるよう、接点の役割をそろえる必要があります。
dicoのLINE構築・運用では、アカウントの見た目や配信設定だけでなく、店頭やWebを含めた入口から設計します。
公開可能な成果は、売上20%改善
導線整備後の成果として、公開できる範囲では売上20%改善につながりました。測定期間、比較条件、母数などの詳細は確認できていないため、本ページでは20%という公表済みの結果以上の説明はしていません。
この事例で注目したいのは、LINE単体の施策ではなく、来店時に生まれた接点を次の来店へつなぐ流れを整えたことです。売上はさまざまな要因で変動しますが、店舗側で継続して使える再来店導線を持つことは、その後の施策を積み重ねる基盤になります。
LINEを開設したまま止めないために
LINE公式アカウントを作ったものの、何を配信すればよいか分からない。友だちは増えても、来店につながっている実感がない。その場合は、配信文を増やす前に、お客様がどこでLINEと出会い、その後どんな理由で店舗を思い出すのかを見直す必要があります。
アカウントが止まっている場合は、再開前に確認する4点と4週間の判断手順も参考にしてください。
dicoでは、店舗の運営方法や既存のQR・Web導線を確認し、無理なく続けられる形から整理します。ほかの制作実績もご覧いただき、近い課題があればご相談ください。